最近の生命科学の進歩には目覚ましいものがあります。発生や進化、脳の研究からは生命の謎や不思議を徐々に説明できるようになってきていますし、ガンや老化、免疫の研究成果は病気を克服し健康な生活を送るための新しい知恵を与え続けています。また、バイオテクノロジーによって自然をコントロールすることが現実のものになってきました。
 一方で、そうした技術や成果をどこまで受け入れるかの判断は、専門家だけにまかせるのではなく、一般の人々にも求めれるようになってきています。
 この講義では、こうした生命現象を物質の面からとらえることによって、生命科学の基礎となる考え方と研究成果の理解を図り、その応用について的確な判断をするための基本を身につけることを目的とします。

この科目の達成目標は、新聞や雑誌、WEB等の生物・生命に関わる話題を正しく読み解き、自分で判断できる力を身につけることです。

高校で生物を修得したかどうかに関わらず履修可能ですが、分からないことは積極的に質問したり、自分で調べてたりして解決することが肝要です。