「形態形成」という用語で包括される様々な発生・再生現象を取り上げ、最新の研究動向の紹介を含めることで、「誘導」「幹細胞」「相互作用」といった現代発生学上の重要な概念や考え方を正確に把握することに重点をおいた講義を展開する。前半は西川,後半は松崎の担当になります。

前半:発生と再生(1-8:西川担当)
1. 脊椎動物の肢発生、肢芽の軸、外胚葉頂堤、進行帯モデル
2.位置情報とモルフォジェン勾配、ソニックヘッジホッグ、基部先端軸、ZPA、多指症、1次繊毛、背腹軸を決める分子
3.3軸の協調性、シグナルの解釈、Hox遺伝子、自己組織化
4.小テストまたは演習(四肢発生)
5.指間細胞死、ニワトリでの発見、カエルでの発見
6.再生(両生類の肢再生、昆虫の脚再生)
7.再生(ゼブラフィッシュ心臓再生、哺乳類神経、ヒドラ)
8.小テストまたは演習 (再生)

後半:細胞・組織分化の調節機構(9-15:松崎担当)
9. 発生をコントロールする転写調節機構
10. 哺乳類の初期発生
11. 神経系における軸形成
12. 体節形成の分子機構と時計遺伝子
13. 形態形成過程での上皮ー間充織相互作用と細胞運動
14. 毛包における細胞間相互作用と形態形成調節
15. 形態形成における類似性と多様性
16. 筆記試験(松崎担当分を実施)