世界と日本におけるアーカイブズ学の理論と実践の発展過程をたどり,社会におけるアーカイブズの意義やアーキビストの果たすべき役割,専門職の倫理等について,具体的事例を交えながら講義する。

第1回:オリエンテーション:アーカイブズとは何か

第2回:西欧古代,中世,近世のアーカイブズ:支配・統治の手段、法的証拠としてのアーカイブズ

第3回:西欧近代のアーカイブズ:フランス革命以後,国民の権利を保証するアーカイブズ機関の設置の動き

第4回:アーカイブズ学の誕生:フォンの維持,編成と記述,「ダッチ・マニュアル」

第5回:イギリスのアーカイブズ:アーカイブズ資料の保護とアーキビストの不偏性

第6回:アメリカのアーカイブズ:評価選別論,レコード・マネジメントの登場

第7回:カナダのアーカイブズ:資料収集の伝統とトータル・アーカイブズ

第8回:オーストラリアのアーカイブズ:社会におけるアーカイブズとレコードキーピング

第9回:日本におけるアーカイブズ学の展開(1):史料保存運動,文書館設置の動き,公文書館法の制定へ

第10回:日本におけるアーカイブズ学の展開(2):公文書管理法時代の国と地方自治体のアーカイブズ

第11回:大学アーカイブズ論

第12回:ビジネス・アーカイブズとは何か

第13回:コミュニティ・アーカイブズとは何か

第14回:専門職アーキビストとは誰か:専門職の倫理と職務規範について