本授業では、起業や経営において重要な要素である「地頭の良さ」の育成を目指します。現代の情報化社会では、多くのテンプレートや知識が溢れおりテンプレート偏重型、知識偏重型に陥りがちです。一方で、自らが事業を起こし会社を存続していくためには、(1)情報を俯瞰して構造化していく能力、(2)直感的・感覚的な判断能力、(3)文脈型のデザイン能力といったようなテンプレートに依存しない「地頭の良さ」が重要となってきます。
 授業の序盤では山陰地域の企業、中盤では東京の企業に注目し、ビジネスに関する物語を共有します。そして、個人での分析、グループ内や講師らとの議論を進めていき成功の本質を探っていきます。終盤では、経営者との対話の時間を用意しています。
 実践的な教育を行うため、地域企業の経営者、中国ニュービジネス協議会といった外部アドバイザーの方々にも参画して頂きます。