現代に生きる私たちの社会関係・人間関係の成り立ちにおいて、西洋の歴史のなかで生じた事柄は、無視しえない影響を及ぼしています。この授業では、西洋を中心に、「歴史の見方の歴史(史学史)」の変遷を、つぎに西洋の歴史観を東洋史に適用した場合の限界性について、わかりやすく解説します。受講に際して、西洋史ないし高等学校世界史の知識の有無は問いません。 授業14回のうち渋谷が11回、佐々木が3回を担当します。