■講義の目的:最近、企業や官公庁の中では、「研究開発成果をベースにした新事業・新製品」あるいは「新規事業テーマ」を創出することに関わる人は確実に増えている。そのような状況の中、技術を上手くマネジメントして新規事業や新製品の創出に繋げるために必要な方法論としてMOT(Management of Technology)が着目されている。本講義では、MOTに役立つ様々な思考方法の理解および様々な分野のMOTの事例を知ることを目的とする。

■講義の到達目標:MOTの応用力を養い、以下の能力を身につけることを目標とする。
1. アントレプレナーシップの基本的な考え方について説明できる。
2. デザイン思考の基本的な考え方について説明できる。
3. 知的財産権やマーケッティングの応用について要点を説明できる。
4. 幾つかのMOTの実例について要点を説明できる。

■成績評価の方法およびその基準:単位の認定基準は次の通りです。
1. 総講義回数の2/3以上の出席を必須とします。
 但し、15分以上の遅刻は欠席扱いとします。
2. レポートの提出数と内容により評価し、評点の60点以上を合格とします。