| 授業形態 | 講義・演習 |
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| 授業の目的 | 現代社会は変化のスピードが速く、唯一の正解が見えにくい複雑な課題に溢れています。こうした環境において、自らプロジェクトをデザインし、最後までやり抜く力は不可欠な能力です。 本授業では、まず大学内の身近な課題で手法を試行し、その後、企業等の実社会の難題に挑む流れになっています。MECEやシステム思考による「構造化能力」、現場の事実から本質を突く「仮説検証能力」、チームの納得感を生む「合意形成能力」、そして学びを次に活かす「内省(リフレクション)による自己修正能力」を学び、身につけていきます。 混沌とした状況でも粘り強く「納得解」を導き出し、プロジェクトを一歩前に進める実戦的な推進力を養う。これは将来、あらゆる場面で道を切り拓く一生モノの武器となります |
| 授業の到達目標 | 本授業の達成目標は、プロジェクトを進行するに特に重要な以下の3つの能力を習得すること。 現状や問題の分析:MECEやシステム思考を用い、複雑な事象を構造的に把握した上で、解決すべき本質的な課題(真因)を特定できる。 対象理解と目標設定:ペルソナ分析を通じて対象者のニーズを深く理解し、SMARTの視点に基づいた具体的かつ適切な到達目標を設定できる。 解決策のデザインと可視化:制約条件を考慮しつつ、プロトタイプやストーリーボード等を用いて、実効性の高い解決策を論理的に提示できる。 |
| 授業の内容および方法 | 全14回の授業は、前半(1〜3回)の「体験期」と後半(4〜13回目)の「実践期」で学んでいきます。 (学修の進捗により変更になる場合があります。) 体験期で学んだ思考ルーツを実践期で実社会の課題に対して活用していきます。また、本授業では、実社会の課題を地元の企業や行政、社会人などに提供してもらいます。 【PBL体験編:大学の「困った」を解決する(第1回〜第3回)】 第1回:オリエンテーションと現状の可視化 プロジェクトデザインの定義。 大学内の「困りごと」を出し合い、MECE(モレなく、ダブりなく)の視点で分類・整理する。 第2回:真因の特定と解決策のデザイン インタビュー内容を整理し、システム思考で「根っこの問題」を探る。ペルソナ設定とカスタマージャーニーマップで感情の動きを可視化し 、SMARTなゴールを設定して解決策を出す。 第3回:プロトタイプ発表とリフレクション 検討プロセスの簡易プレゼンと、経験学習サイクル(コルブ)に基づく振り返りを行い、「学び」を言語化する。 【実践編:社会の課題に挑む(第4回〜第13回)】 体験期で学んだ手法を武器に、地元の企業や行政、社会人などから話題提供していただいた本質的な課題の解決に挑みます。 第4回〜第5回:フィールドリサーチ(インタビュー) 本番テーマの発表とチームビルディング。当事者へのインタビューを通じて、理想(To-be)と現状(As-is)のギャップを聞き出す。 第6回〜第9回:徹底分析と解決策の立案 膨大なデータの整理、ペルソナ分析、制約条件(コスト・時間・リソース等)を踏まえたプラン設計。 第10回〜第12回:ブラッシュアップと実装準備 教員などとの「壁打ち」によるブラッシュアップ。ストーリーボードの作成やプロトタイプによる効果検証の準備。 第13回:成果発表会 話題提供していただいた外部パートナーを招き、分析から導き出した解決策をプレゼンする。 第14回:最終リフレクション 自己理解のリフレクションを通じ、自身の変化や成長を再確認する。 <SGDsとの関連> 第1〜14回に関連 4.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを |